伊香保温泉とは
伊香保の水
水は人にとっての命そのもの。そのような大切な水は伊香保にとってとてもゆかりのあるものです。伊香保の湧水スポットでは神様の力が宿る水として人気となっています。伊香保に点在する伊香保の水スポットをご紹介します。
箱島湧水
樹齢500年とも言われる大杉の根本から湧き出ている湧水は、日量3万トンもあり、榛名湖の水が湧出するものと伝えられています。これにまつわる伝説として、湖より流れ着いたという、木部の位牌が今も不動尊のなかに納められています。
五徳山 水澤寺(水澤観音)
「五徳山」は水の五つの徳を讃えた山号です。本堂(観音堂)、県指定重要文化財の六角二重塔(開運六地蔵)、鐘楼堂、釈迦堂があり、釈迦堂内には釈迦三尊像や県指定重要文化財の円空仏(阿弥陀如来座像)などが安置されています。
鳥居右横の看板の通り、霊験あらかたなる当山の霊泉は広く人々に知られており、毎日たくさんの方が、お水取りに訪れます。弁才天は、金運や努力にご利益があるとされ、ひそかに人気のスポットとなっています。
榛名神社・水琴窟と御神水
水琴窟の音色を楽しむには竹筒に耳を当てて聞きますが、赤石の敷いてある海の部分に柄杓で水を撒きます。撒く位置によってハーモニーの奏でかたが変わります。そして一秒間に落ちる水滴の数が今までの水琴窟の倍以上に設計しましたので、クラシック音楽のバッハみたいに早いテンポでハーモニーをかなでます。また竹筒が二本ありますが、長いほうが高音で短い方が低音の設定にしましたので聞き比べて下さい。
水琴窟の隣で御神水がいただけます。その場で飲んでも、ペットボトルに入れて持ちかえることもできます。神聖な自然の恵みをお楽しみください。
伊香保温泉飲泉所
伊香保温泉は、明治初期に「日本の温泉医学の父」といわれるベルツ博士から国内で初めて、医学的温泉療法の指導を受けた名湯です。源泉「黄金の湯」を楽しめる唯一の施設で、伊香保神社から伊香保露天風呂に向かう途中にあり、だれでも気軽に温泉が飲用できます。
飲泉時の注意
・飲用は食前30分から1時間前が良いとされています。
・飲泉の直後にお茶やコーヒーなどを飲まないでください。
・夕食後から就寝前の飲用はなるべく避けることが望ましいとされています。
・飲用目的での温泉の持ち帰りはできません。
・飲泉療法を行う場合は、温泉について専門的知識を有する医師の指導に基づいて実施をしてください。
1日に飲める分量
1回の量は一般に100mlから200ml程度とし、1日の量はおおむね200mlから1000ml以下とされています。